1. Home
  2. ニュース

    Nordic Semiconductor、MWC 2026で低消費電力「nRF93M1 Cat 1 bis」モジュールを発表

Nordic Semiconductor、MWC 2026で低消費電力「nRF93M1 Cat 1 bis」モジュールを発表 Nordic Semiconductor March 4, 2026

新製品nRF93M1は、高速通信、低消費電力、クラウド対応の統合機能、そして容易な導入を実現し、5G eRedCapに先駆けてNordicのポートフォリオを拡充

新製品nRF93M1は、高速通信、低消費電力、クラウド対応の統合機能、そして容易な導入を実現し、5G eRedCapに先駆けてNordicのポートフォリオを拡充

低消費電力ワイヤレス接続ソリューションのグローバルリーダーであるNordic Semiconductorは、Mobile World Congress 2026にて、低消費電力の新製品「nRF93M1」 LTE Cat 1 bisモジュールを発表しました。

Nordicは会場で、LTE Cat 1 bis接続に対応するnRF93M1モジュールおよび関連開発キットのデモンストレーションを実施しています。本製品は、将来を見据えた同社のセルラーIoTポートフォリオをさらに強化する新製品群の一つです。

Nordic Semiconductorで、Long-Range製品担当EVPを務めるOyvind Birkenesは、次のように述べています。「nRF93M1は、お客様から強く求められていた製品です。高品質で低消費電力、より小型で統合が容易であり、さらには最初からクラウド対応を実現したCat 1 bisモジュールです。複雑さを抑えながら高い性能を提供し、開発者にとって強力かつ将来対応可能なプラットフォームです」

Nordic最新製品ファミリーの第一弾「nRF93M1」

nRF93M1は、Nordicのロングレンジ(Long-Range)ポートフォリオにLTE Cat 1 bis接続を追加する製品です。地域別およびグローバル向けの完全互換モジュールオプションを提供し、大規模かつ信頼性の高いIoT展開を可能にします。nRF54LホストMCUリファレンスデザイン、評価キット、オープンドキュメントを備え、企業は迅速な立ち上げ、容易な統合、プロトタイプから量産製品へのスムーズな移行を実現できます。超低消費電力設計により、バッテリー駆動デバイスは現場で数年間の動作が可能です。また、Nordicの最適化済みの標準インターフェースおよび周辺機能により、新規・既存システム設計への組み込みも容易です。

グローバル展開に対応する柔軟な設計

nRF93M1は高い柔軟性を備え、Wi-FiおよびセルラーeCIDによる位置測位、複数の内蔵ペリフェラル、共存制御(coexistence control)、そして複数のSIMオプションに対応しています。これには、IoT eSIM(SGP.32)によるリモートプロビジョニング対応や、低消費電力のSoftSIMも含まれます。現在、各国および各地域の規制認証ならびに主要モバイルオペレーターの認証取得を進めており、コンプライアンスの確保と市場投入までの時間短縮を図っています。

スケーラブルなIoT向けの高効率4G性能

Nordic Semiconductorで、ロングレンジ製品担当Senior Product Directorを務めるKristian Sætherは、次のように述べています。「nRF93M1は、デバイス構成をシンプルにしながら、信頼性の高い4G性能、広範なカバレッジ、電力効率の高い動作を実現します。これはスケーラブルなIoT展開にとって重要な利点です。Nordicの使いやすさとCat 1 bis接続を組み合わせることで、企業は今すぐ高性能デバイスを開発できます。同時に、5Gエコシステムの成熟に合わせて、より最適化されたeRedCapソリューションの開発も継続することができます」

すぐに使える開発プラットフォーム

nRF93M1 DKは、nRF93M1モジュール、nRF54LホストMCUのリファレンスデザイン、さらに事前プロビジョニング済みのnRF Cloudサービス対応を含む、迅速な評価およびプロトタイピングのための包括的な「すぐに使える」開発環境を提供します。

最初からnRF Cloud対応

nRF93M1は、電力最適化されたnRF CloudのセルラーおよびWi-Fi位置測位サービス、組み込み型オブザーバビリティ(デバイス可観測性)、ならびにファームウェアOTA(無線アップデート)機能をモデム内に統合した状態で出荷されます。これらの機能は、シンプルなATコマンドでモデム上から有効化でき、nRF Connect SDKとの統合によりNordicのホストMCUへ拡張することも可能です。この生産対応サービスの組み合わせにより、製品開発の容易化、製品ローンチ時のリスク低減、フィールドでの保守の簡素化、そしてスムーズなスケールアップを実現します。

nRF93M1、開発キット、そしてnRF Cloudを組み合わせることで、よりデータ量の多いセルラーIoT製品の開発に適した、低消費電力かつ開発者フレンドリーなプラットフォームが提供されます。

提供時期

nRF93M1および開発キットは現在リード顧客向けサンプリングを開始しており、一般提供は2026年半ばを予定しています。

Mobile World Congress 2026での展示

2026年3月2日~6日にバルセロナで開催されるMobile World Congress 2026にて、Nordicブース(Hall 7、Booth 7B51)へぜひお越しください。セルラー、衛星通信、マルチベアラー接続、5G NR eRedCap、5G NR NTNなどに関するデモンストレーションおよびディスカッションを実施します。

Short Range

Bluetooth LE and multiprotocol SoCs (Thread, Matter, Zigbee) for short-range IoT.

Long Range

Cellular IoT SiPs for LTE-M/NB-IoT, GNSS, DECT NR+ and NTN.

Wi-Fi

Low-power Wi-Fi 6 companion ICs with 2.4 GHz/5 GHz options and WPA3.

Power Management ICs

PMICs for battery-powered devices, with charging and regulation options across the nPM family.

AI and Software Tools

Tooling and IP to accelerate edge AI development and deployment.

Nordicニュースレターをご購読ください

NordicとIoTの最新情報をお送りします

購読する